何が起きたか

Claudeを開発するAnthropicが、利用者に「AIに何を望むか」を聞くインタビュー調査を始めました(公式ページの日付は9月29日)。質問役はAnthropic InterviewerというAIです。

聞かれるのは、AIを使って良かったこと・嫌だったこと、仕事や学校、医療、行政のような仕組みでAIに変えてほしいこと、AIを作る会社(Anthropicを含む)に望むことの3つです。

参加条件はFAQにこうあります。

  • 期間は2026年9月29日から10月6日まで(何時までかは書かれていない)
  • 対象はClaudeとClaude Codeの無料・Pro・Maxの利用者で、作ってから2週間以上たったアカウント
  • 所要はおよそ15分

プライバシーのヘルプには、現在は法人向けのClaude for WorkやAPIでは使えないとあります。

同じ形の調査は去年12月にもあり、8万1千人が答えたそうです(7月の既報でも触れました)。前回公開されたのは全体の結果と一部の発言だけで、今回は自分のインタビューを丸ごと一般公開するかを選べるのが違いです。

生活で何が変わるか

先に読んでおきたいのは公開の扱いです。

  • 公開は任意。選ばなくても参加はでき、回答は分析に使われる
  • 公開を選ぶと、インタビュー全文と国が載る。名前やメールアドレスは載らない
  • 中身は編集されないので、年齢・仕事・住んでいる街のような細かい話の組み合わせで本人が分かる可能性がある、と公式自身が書いている
  • 公開後にAnthropic側のコピーは消してもらえるが、他の人が保存した分は消せない。公開は取り消せないものとして考えて、とある
  • 公開されるのは調査と分析が済んでから。機密情報を含むものなどは、Anthropic側で載せない場合もある

やめたくなったら「End interview」を押せば、途中までの記録は削除され、分析にも使われません。

もう一つ、ヘルプにはメモリをオンにしていると、回答がメモリに入ったり、今後の会話に使われたりする場合がある(インタビュー中の選択による)とも書かれていました。家族の話をするなら知っておきたい点です。

日本語でインタビューを受けられるかは、公式ページには書かれていません。

マスターの一言

まだ受けていません。AIへの要望を聞いてくれる場はあまり無いので、受けるかは、公開の扱いを知ったうえで考えようと思います。受けるなら、子どもの学校や住んでいる地域のことは伏せます。公開するかは、終わってから自分の発言を読み返して決めればいい、と書いてあるのは助かります。


出典: What do you want from AI?(Anthropic・2026年9月29日)/Anthropic Interviewer sessions completed after September 29, 2026(Anthropic プライバシーセンター)