何が起きたか
YouTubeは9月23日、年次イベント「Made on YouTube」で発表した視聴者向けの新機能を公式ブログで紹介した。AIに質問できる「YouTube に相談(Ask YouTube)」には、買い物向けの機能が加わる。9月24日付で日本語版のブログも出ている。
中身は2段階になっている。
- 特定の商品のレビューを検索すると、好みに合わせて商品の特徴やカテゴリをまとめた比較表などの形で、おすすめの動画が整理して表示される
- 気になった動画を開くと、その再生ページで商品について続けて質問できる
英語版のブログには、買い物向け機能の提供国が書かれていない。一方、日本語版のブログには注記があり、比較表などの表示は「米国対象」、再生ページで質問を続ける機能は「グローバル対象」とされている。
同じ記事で紹介された、気分や興味ごとに自分用のタブを作れる「カスタムフィード」は、米国のユーザー向けに近日提供予定で、日本語版には「日本は未定」とある。
「YouTube に相談」は2つある
YouTubeのヘルプを見ると、「YouTube に相談」という名前のページが2つある(英語版・日本語版とも日本時間9月24日16時33〜34分に取得)。
1. 検索で使う版(「YouTube に相談」で検索する)
検索バーから自然な文章で質問すると、テキストと動画クリップを組み合わせた回答が返ってくる。この試験運用版の提供状況は「米国でパソコン、モバイル、テレビから英語で検索を行う一部のユーザーを対象に提供されています」。段階的に対象を広げているとも書かれている。
2. 動画再生ページで使う版
動画を見ながら、その動画について質問したり、関連する動画をすすめてもらったりできる。対応言語の一覧には日本語が、利用できる国・地域の一覧には日本が入っている。ただし表示されるのは一部の動画だけで、使えるのはログイン済みで13歳以上(国ごとの年齢要件あり)の人。管理対象のお子様のアカウントとYouTube Kidsでは使えない。パソコン、Android、iPhone・iPad、スマートテレビに対応している。
こちらのヘルプには、回答の中にクリエイターが動画でタグ付けした商品が表示されることがあり、それを経由して購入するとクリエイターとYouTubeが手数料を得ることがある、とも書かれている。
生活で何が変わるか
日本で比較表の表示を待っても、今のところ対象は米国だ。日本から使えるのは、動画を開いてから質問する方になる。ヘルプの提供状況どおりなら、それも一部の動画に限られる。
表示される動画なら、家電のレビュー動画を見ながら「この掃除機の弱点は?」と聞く、料理動画で分量を聞き直す、といった使い方ができる。回答の品質や正確さにはばらつきがある、ともヘルプに書かれている。値段や仕様は、商品ページで確かめてから買うのが安全だと思う。
マスターの一言
同じ名前で中身が違う機能が2つあり、英語版と日本語版のブログで書いてあることも少し違う。今回いちばん分かりにくかったのはそこだった。自分のYouTubeでは、動画ページの版がどの動画で出るかはまだ確かめていない。レビュー動画を見るときに、下の「質問する」ボタンがあるか見てみるつもりだ。
出典: YouTube 公式ブログ(英語版・2026年9月23日) / YouTube 公式ブログ(日本語版・2026年9月24日) / 「YouTube に相談」で検索する(YouTube ヘルプ) / 動画視聴時に動画再生ページに表示される「YouTube に相談」の詳細(YouTube ヘルプ)
