何が起きたか

ChatGPTのリリースノートに、9月25日付で「Security history(セキュリティ履歴)」が追加された。OpenAIアカウントの最近のセキュリティ上の出来事を、あとから見返せる画面だ。

リリースノートによると、見られるのはこういう記録だ。

  • ログイン・ログアウト
  • 多要素認証(MFA)やパスキー、その他のセキュリティ設定の変更
  • それぞれに時刻・場所・端末の情報が付く。ただし、一部は概算だったり、表示されなかったりする

ヘルプ「OpenAIアカウントを安全に保つ」には、パスワードの変更も記録の例として挙がっている。

使う手順

リリースノートとヘルプに書かれているのはWeb版の手順だ。

  1. ChatGPTの「Settings(設定)」を開く
  2. 「Security and login」を選ぶ
  3. 「Security history」を選ぶ

スマホアプリで見られるかどうかは、どちらにも書かれていない。また、9月26日朝の時点で日本語版のヘルプを開くと、この節は英語のままだった。下の「覚えのない記録があったら」で引いている対処の節も、同じく英語のままだ。日本語版ヘルプの別の節には「設定」→「セキュリティ」→「アクティブなセッション」という日本語の手順があるが、英語版の「Security and login」と名前が合っておらず、日本語表示の画面でセキュリティ履歴がどこにあるかは、ヘルプからは確かめきれない。

覚えのない記録があったら

同じヘルプには、不正アクセスが疑われる時の手順もある。

  • パスワードを使っているなら、すぐに変更する
  • 「Security and login」→「Active sessions」から、すべての端末からログアウトする(ほかの端末のログアウトが反映されるまで最大30分かかることがある)
  • セキュリティ履歴で見慣れない記録を確かめ、アカウント復旧に役立ちそうな情報を控えておく
  • OpenAIサポートに連絡する

なお、多要素認証をあとからオンにしても、すでにログインしている端末は締め出されないとヘルプは書いている。怪しい時は、パスワード変更と全端末ログアウトを先にやる順番だ。

生活で何が変わるか

家族とパソコンを共有していたり、学校や図書館のパソコンでChatGPTにログインしたことがあったりすると、ログアウトし忘れが気になることがある。今ログイン中の端末を見る「Active sessions」とは別に、過去のログイン・ログアウトの記録を見返せる場所ができた。

マスターの一言

自分の画面ではまだ開いていないので、どのくらい前までさかのぼれるのかは分からない。ヘルプにも期間は書かれていない。パスワードを使い回している人は、履歴を見るついでに変えてしまうのがいいと思う。