何が起きたか

Googleの公式ブログで9月30日(米国時間)、新しい最先端モデルGemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)が発表されました。書いたのはGoogle DeepMindを率いるコライ・カヴクチュオール氏です。Google DeepMindの公式Xも同じ日(日本時間10月1日午前5時台)に発表を固定ポストにしています。

得意分野として挙げられているのは3つです。

  • プログラミング(長い手順が続く実際の開発作業)
  • 仕事の調べもの(法務・財務などの専門的な作業)
  • サイバー攻撃からの防御(ソフトの弱点を見つけて直す)

長い作業のために、1回に出力できる量の上限を64Kトークンから1Mトークンに広げたとも書かれています。Google社内ではすでに数千人が使っているそうです。

誰がいつ使えるのか

ここが一番大事な点です。Google社外で使えるのは、Googleが選んだサイバー防御の担当者や一部のテスターだけです(Fairwind Programという枠)。ブログは段階的に広げる方針で、米国政府の発売前のモデル確認にも参加しながら、テスターの意見で安全対策を固めてから「開発者・企業・一般の利用者にできるだけ早く」出すと書いています。

広げる順番は「有料のAPI利用者とGoogle AI Ultra加入者から」とあります。Google AI Ultraは、日本の料金ページ(10月1日午前7時32分に確認)で月14,500円からの最上位プランです。日付は書かれていません。無料のGeminiアプリや、その下のプランでいつ使えるかにも触れていません。

開発者向けの料金は、導入期間は100万トークンあたり入力2ドル・出力10ドル、期間後は入力4ドル・出力20ドルと脚注にあります。

なお、同じ記事の日本語版URLは10月1日午前7時31分の時点で「このページは存在しません」でした。

生活で何が変わるか

Argonについては、今日のGeminiアプリで変わることはありません。「Gemini 4が出た」という見出しが流れてきても、アプリを開いて探す必要はありません。

8月には、GoogleのAI部門の体制変更の発表文に「Gemini 4」の名前だけが出ていました(当時の記事)。今回は中身が公式に発表されましたが、使える人はまだ限られています。

マスターの一言

最上位プランの人から、という順番は予想どおりでした。うちは無料と手頃なプランの範囲で回しているので、正直、今すぐ何かする話ではないです。家計や学校のプリントを整理するような使い方で差が出るのかは、下のプランに降りてきてから自分で試して書きます。