何が起きたか

Googleの資料作成ツール「Google Vids」に、スライドをそのまま動画に変換する機能があります。これまで英語だけの対応でしたが、今回日本語を含む7言語(フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語)に広がりました。

やることは、Googleスライドを渡すだけ。あとはAIが台本・ナレーション音声・BGM・アニメーションまでまとめてつけて、1本の動画にしてくれます。

対象は有料プランで、個人だと「Google AI Pro / Ultra」、仕事だと「Business」「Enterprise」「Education Plus」などが含まれます(無料のGmailアカウントだけでは対象外です)。配信は6月30日から順次はじまっていて、公式の案内では7月20日ごろに行き渡る見込み。管理者や利用者側で特別な設定をする必要はなく、対象のアカウントなら自動で使えるようになります。

生活で何が変わるか

「スライドは作ったけど、動画にするのは面倒でやめた」——ここで止まっていた人には効くと思います。

動画にしようとすると、ふつうは自分の声でナレーションを録って、BGMを探して、切り貼りして…と地味に手数が多い。その一番面倒なところをAIが肩代わりしてくれるので、「資料はあるけど時間がない」ときの下ごしらえがだいぶ軽くなります。

主夫目線だと、例えば地域のサークルやPTAで「配布資料をそのまま短い説明動画にして共有」みたいな使い方が想像しやすい。文字だけのスライドより、音声つきの動画のほうが、忙しい人にはながら見してもらいやすかったりします。副業で商品やサービスを紹介するスライドを持っている人も、同じ素材から動画版を1本作れる、というのは選択肢が増える話かなと。

マスターの一言

正直、うれしいけど手放しでは薦めにくいところもあって。有料プラン前提なので「誰でも今日から無料で」ではないし、AIが自動でつけるナレーションや構成が、そのまま使える完成度かは中身次第だと思います。ただ、日本語ナレーションまで自動で入るようになったのは実用の一歩で、すでに対象プランを使っている人なら、手持ちのスライドで一度ためしてみる価値はありそうです。