何が起きたか
OpenAIが10月30日付のリリースノートで、ChatGPTのiOS・Androidアプリにアカウント切り替えを順次提供していると書いた。同時にログインしておけるのは2つまでで、ログアウトせずに行き来できる。
英語版ヘルプによると、手順は設定から「Switch account」を開き、「Add account」でもう1つにログインするだけ。切り替えも同じ画面から選ぶ。「Switch account」が見当たらない場合は、まだ自分に届いていない可能性がある、とある。
2つ目のアカウントを作るのに支払いは要らず、新しいアカウントは無料プランから始まる。3つ以上持つことはできるが、2つログインしている間は「Add account」が隠れるので、どちらかをログアウトしてから追加する。
切り替えても、チャット、メモリ、会話の履歴、ファイル、支払いは混ざらない。アカウントが統合されることもない。
通知は、各アカウントの設定と端末の許可しだいで両方から届くことがある。もう一方の通知を押すと、そのアカウントに切り替わって該当の内容が開く。
11月1日未明に確認した日本語版ヘルプは機械翻訳で、「ネイティブモバイルアプリには、まだ対応していません」という説明のまま。日本語版のリリースノートは10月16日の項目が先頭で、この項目はまだ無かった。日本語のページだけ読むと、アプリでは使えないように見える。
なお、英語版ヘルプが全プランで使えると書いているのはウェブ版についてで、アプリの対象プランは書かれていない。日本で届いているかどうかも、公式の説明からは分からない。
生活で何が変わるか
会社のアカウントと自分のアカウントを分けている人は、スマホでログインし直す手間が減る。
気をつけたいのは、片方の有料プランがもう片方には効かないことだ。ヘルプは、会話を始める前や購入の前に、使っているアカウントを確かめるよう書いている。「払ったのに使えない」ときは、買い直す前に、契約したアカウントで開いているかを見るように、とも書かれている。二重に払わないための確認だと思う。
会社が管理するアカウントは、ヘルプのウェブ版の節に、管理者がデータを見られる場合があるとある。アプリについての記載は無いが、私用の相談を会社のほうで始めていないかは見ておきたい。
マスターの一言
まだ自分のスマホでは試していない。アカウントが2つある人でなければ、急いで作る話でもないと思う。分けている人には、地味に効く更新だ。
出典: ChatGPT release notes(OpenAI公式ヘルプ・英語) / Using multiple ChatGPT accounts on web and mobile(OpenAI公式ヘルプ・英語) / 同じヘルプの日本語版(機械翻訳)
