何が起きたか
Anthropicが10月8日付の公式ブログで、Claudeの「Docs(文書)」「Slides(スライド)」「Design(デザイン)」のベータ表示を外し、無料プランを含むすべてのプランで使えると発表しました。9月16日に登場したときの発表では3つとも有料プランのベータとされていたので、無料プランに広がりました。
ほかの変更点です。
- スマホのClaudeアプリで文書・スライド・デザインを直せる
- PowerPointとPDFの書き出しが編集画面の見た目どおりになり、スライドはGoogleスライドに編集できるファイルとして送れる
- スライド・デザインなどを、組織の外の人やリンクを知っている人にも共有できる(管理者が許可している場合)
同じ日に新機能が2つ、ベータで出ました。Claude Dashboardsは、BigQueryやSnowflakeのような会社のデータ基盤、Salesforceのような顧客管理ツールにつないで、質問から自動で更新される表やグラフの画面を作る機能で、有料プランが対象です。Claude Motionは、報告やグラフを短い説明アニメにしてMP4で書き出す機能で、Team・Enterpriseが対象です。動画生成モデルは使わず、AIが作った人物も出てこないと書かれています。
生活で何が変わるか
無料プランのままでも、学校行事の案内文や、家計の見直しを数枚のスライドにまとめる下書きをClaudeに頼み、自分で手直しする使い方ができます。国や言語の制限は、英語のブログにも日英のヘルプにも書かれていませんでした。
注意したいのは、単体サイトの claude.ai/design が2026年12月14日で閉鎖されることです。日本語のヘルプでは、単体版でのClaudeとのチャットとコメントは引き継がれず、閉鎖後にデータ保持ポリシーに従って削除され、公開リンクも使えなくなるとあります。プロジェクトは一括ではなく1つずつ、「共有」→「プロジェクトHTML」→「プロジェクトアーカイブ」→「エクスポート」でzipに保存でき、この書き出しは無料で使用量にも数えないそうです。
マスターの一言
無料プランの画面で出てくるかは、手元ではまだ確かめていません。単体のClaude Designを使っていた人は、12月14日より前に、チャットに残したやりとりで要るものだけでも控えておくのが安全だと思います。
出典: Build live dashboards and animate explainers with Claude(Claude公式・2026年10月8日)/Claude Cowork and chat are now one Claude(2026年9月16日)/スタンドアロン版Claude Designからclaudeへの移行(Anthropicヘルプセンター・日本語)/英語版/@claudeai の投稿
