何が起きたか

Googleは9月23日付の公式ブログで、Geminiにつなげる連携アプリ(Connected Apps)を追加すると発表した。「今日から順次提供を始める」としていて、挙がっているのは3分野・14サービスだ。

  • 仕事: Airtable、Linear、monday.com、PandaDoc、Wispr AI、Zoho(プロジェクト管理、データベースの整理、メモの口述など)
  • 制作: Adobe、Picsart、Squarespace、Webflow(ビジュアル素材のデザイン、Webサイトづくり)
  • 暮らし: Apartments.com(住まい探し)、Experian(信用スコアの確認)、Peloton(運動の計画)、SeatGeek(イベントのチケット探し)

つなぎ方は、Geminiの設定から連携するか、チャットで @ を付けて呼び出すか、そのまま頼むか、とされている。ブログには対象の国や言語は書かれていない。

日本で使えるか

連携アプリごとの条件は、公式ヘルプの対応表にまとまっている。日本時間9月24日1時31分に日本語版と英語版を取得し、14サービスを1つずつ確かめた(2つの版で内容は同じだった)。

  • 米国のみ・英語のみ(10サービス): Airtable、Linear、PandaDoc、Picsart、Squarespace、Webflow、Apartments.com、Experian、Peloton、SeatGeek
  • インドのみ・英語のみ: Zoho(Bigin、CRM、Desk、Mail、Projects の5つに分かれて載っている)
  • 地域の条件で日本を外していないが、英語のみ: monday.com、Wispr AI(地域の欄は、たとえば monday.com なら「Gemini アプリと Monday.com がサポートされているすべての国と地域」)
  • 表に載っていない: Adobe

表に載っていた13サービス(17行)には、どれも地域か言語のどちらかで日本から使う妨げになる条件が付いていた。言語の欄に英語以外が書かれたものは1つも無く、Adobeは表に行が無いので、この時点で日本語で使えると書かれたものは無かった。表に載っていたものは、年齢もすべて18歳以上。順次提供とされているので、表は今後変わる可能性がある。

もう1つ、Apartments.com はブログでは「次の住まい探し」と紹介されているが、表の説明文は「サブマーケットや建物のクラスなどから商業用不動産を検索」となっていて、中身の書き方が違った。

表の件数は68件だった。8月にこの表を数えたときは50件だった。

生活で何が変わるか

表を見る限り、日本の家庭で今回の追加分をすぐ使う場面はまだ無い。信用スコアの確認、運動の計画、住まい探しの連携は、どれも米国のみだった。

地域と言語の両方で日本を外していない連携先の数と主な例は、8月の既報で数えている。今回の14サービスに、そこへ加わるものは無かった。

マスターの一言

今回も、条件の付き方はサービスごとにばらばらだった。10サービスは米国のみ、Zohoはインドのみ、Adobeはまだ表に無い、Apartments.comは説明の中身がブログとずれている。同じ日の発表でも、1つずつ見ないと分からない。

14サービスとも、実際につないで試してはいない。ブログの名前の一覧だけでは自分に関係があるか分からないので、発表を見たら、まず表でその名前の行を探すことにしている。


出典: Google公式ブログ(2026年9月23日)Gemini アプリ ヘルプ「アプリ連携の対応状況と要件」