当サイトは9月に、スプレッドシートのGeminiのAndroid版を記事にした。そのとき、iPhone版は発表に書かれていない、と書いていた。その続きだ。
何が起きたか
Google Workspaceの公式ブログが10月19日付で、スプレッドシートの中で使えるGeminiがiOSのアプリでも使えるようになると発表した(原文)。当サイトが日本時間10月20日1時31分に同ブログを取得した時点では載っておらず、4時31分の取得で見つかった。
アプリでGeminiのアイコンをタップすると、表について質問したり、分析させたり、グラフを作らせたりできる。展開は10月15日に始まり、表示されるまで最大15日かかる順次展開、と書かれている(Workspaceの展開区分 Rapid Release と Scheduled Release のドメインについての記載)。
対象プランが、Android版の発表より広い
対象の一覧を、9月のAndroid版の発表(今朝4時34分に取り直した版)と並べると次のようになる。
- 個人向け: Android版は Google AI Pro・Ultra/iOS版は Google AI Plus・Pro・Ultra
- 仕事向け: Android版は Business・Enterprise の Standard と Plus/iOS版はそれぞれ Starter も入る
- 教育向け: どちらも Google AI Pro for Education
Android版の発表の一覧は今もProとUltraのままで、AndroidでもPlusが使えるようになったのかは、今回の発表からは分からない。
もう一つずれている所がある。Googleの機能とプランの一覧(4時41分取得)では、スプレッドシートの「分析と気づきの生成」(英語版の項目名は Generate insights and analyze data)の対象は、個人向けがGoogle AI ProとUltra、仕事向けがBusiness・EnterpriseのStandardとPlusだけで、PlusとStarterは並んでいない。発表とそろっていない。
言語は、対応言語のページでスプレッドシートのGeminiのサイドパネルが日本語に対応と書かれている。iPhoneのアプリで同じように日本語が使えるかは、発表にもヘルプにも書かれていない。
ヘルプの状況
英語版のヘルプ(4時34分取得)には「iPhone & iPad」のタブが加わり、アプリ右上の「Open Gemini」をタップする手順が載った。分析の対象は開いているタブだけ、表の編集や書式の変更のような操作はiPhone・iPadでは未対応、作ったグラフは静止画、とある。
日本語版の同じヘルプは、iPhoneを指定して開いても「パソコン」と「Android スマートフォン、Android タブレット」の2つのタブだけで、iPhone・iPadの手順は無かった。
生活で何が変わるか
家計簿をスプレッドシートでつけているなら、対象プランの人は出先でiPhoneから「この表を要約して」と頼み、中身を確かめられる。列を足す・数式を入れるといった表を直す作業は、今もパソコンのウェブ版で行う。
Google AI Plusは、9月のAndroid版の発表の一覧には入っていなかった。今回のiOS版の発表には入っている。ただ、機能とプランの一覧はまだPro以上のままなので、Plusの人は、アプリにアイコンが出るかを自分のiPhoneで確かめることになる。
マスターの一言
今回は手元では試していない。日本語の表で頼んだときにどこまで答えてくれるかは、アイコンが出てきたら確かめたい。
出典: Gemini in Google Sheets is now available on iOS devices(Google Workspace Updates・2026年10月19日・10月20日4時33分取得) / Gemini in Google Sheets is now available on Android devices(同・9月の発表・4時34分取得) / Collaborate with Gemini in Google Sheets(Google ドキュメント エディタ ヘルプ・英語版/日本語版・4時34分取得) / Gemini の機能とプランの一覧(同・英語版・4時41分取得) / 対応言語(同・英語版・4時41分取得)
