何が起きたか
Google Workspaceの公式ブログ(7月14日付)によると、Gmailの下書き作成AI「Help me write(Gmailの作文サポート)」に、自分の言葉で下書きを直せる新しい機能が加わった。
これまで、生成された下書きを直す方法は「Polish(整える)」「Formalize(かしこまった文に)」「Shorten(短く)」といった決まったボタンに限られていた。今回からは、下書きの入力欄に自分で指示を打ち込めるようになり、「2行目に足りない一言を足して」のような細かい直しから、締め切りを盛り込むといった全体の書き換えまでお願いできる。直した内容はやり直し(undo/redo)も可能だ。
提供は公式によると7月20日ごろまでに順次展開。対象はGoogle AI Plus・Pro・Ultraや、Workspaceの各エディションなどの有料プランで、会社で使うアカウントでは管理者が該当の設定(Gmail向けのGeminiなど)をオンにしている必要がある。正直に書くと、無料の個人アカウントで誰でも使えるという発表ではないので、そこは誤解のないように。
生活で何が変わるか
メールって、一から書くのは面倒だけど、AIが出した下書きが「ちょっと惜しい」ことも多い。丁寧すぎたり、逆に肝心の一文が抜けていたり。これまでは決まったボタンで丸ごと整えるしかなく、「ここだけ直したい」が通らなかった。
今回はそこを、普段の言葉でお願いできる。たとえば学校や園への連絡なら「お迎え時間を1文足して」、家計まわりの問い合わせなら「最後に折り返しの希望時間を入れて」。全部書き直すより、気になった一文だけ手早く整えるほうが、隙間時間で片づく。
コツは、一度にあれこれ言わず、直したい所を一つずつ指示すること。「短く、丁寧に、締め切りも足して」とまとめて言うより、「まず締め切りを2行目に」「次に全体をもう少し柔らかく」と分けたほうが、狙った通りに直りやすい。
マスターの一言
派手な新機能ではないけれど、メールの下書き直しは毎日のことなので、こういう地味な使い勝手の改善はありがたい。まずは自分のプランが対象かを確かめてから。対象なら、次に書くメールで「ここだけ直して」と一言お願いしてみると、丸ごと書き直す手間が減るのを実感できると思う。無料で使いたい人は、今の発表では対象外なので、無理に契約せず続報を待つのがよさそうだ。
出典: Google Workspace Updates 公式ブログ「New refinement capabilities allow custom editing with Help me write in Gmail」(2026年7月14日付)
