何が起きたか
OpenAIが9月10日付のChatGPTのリリースノートに、ライブラリの項目を1つ足した(原題は Box, Dropbox, and SharePoint are now in Library)。8月にGoogleドライブがライブラリに入った話を書いたが、そこにBox・Dropbox・SharePointの3つが加わる、という内容だ。
書かれていることは、Googleドライブのときとほぼ同じ形をしている。
- つないだサービスのファイルやフォルダを、ライブラリの中で見て回ったり探したりできる
- Add from Library か@メンションで会話に足せる。アップロードし直さなくていい
- 対応するファイルは会話の横で中身を見られ、答えに付く出典から元のファイルに戻れる
- フォルダを選んで、中のファイルをまたいだ作業を頼める
対象プランの書き方は揃っていない。項目の中に提供範囲の文が2つ並んでいて、1つ目は Go・Plus・Pro・Business・Edu・Healthcare・Enterprise。2つ目は Go が無い Plus・Pro・Enterprise・Edu・Healthcare・Business で、8月13日のGoogleドライブの項目にある一文と一字一句同じだ。どちらもウェブ版から順次で、スマホは後から。無料プランはどちらの文にも無い。
ヘルプに「つなぎ直し」の手順が載った
ライブラリの公式ヘルプも更新されていた(9月12日未明に開くと「17時間前に更新」と出た)。
新しい節には、ライブラリでGoogleドライブ・Box・Dropbox・SharePointのフォルダを見るには、アプリの接続に「ファイルを見て回る」許可が要る、とある。そのため、つないであるアプリをつなぎ直す必要がある場合がある、として手順が載っている。
- 設定(Settings)を開く
- アプリ(Apps)を選ぶ
- つないであるアプリを選ぶ
- 再接続(Reconnect)を選ぶ
- もう一度サインインして、求められた許可を承認する
つなぎ直しても、元のサービス側のファイルやフォルダは消えない、とも書かれている。ただ、この節の見出しは「ワークスペースのライブラリで連携アプリを使う」で、会社や学校の契約では管理者の設定も要る。個人のアカウントにそのまま当てはまるかは、書き分けられていない。
共有を否定していた答えも書き換わった
同じ更新で、よくある質問の1つが変わった。前の記事で、ライブラリに新しい共有や共同作業が入るかという問いに、ヘルプが「No」と答えたままだと書いた。9月11日午前4時半に取った版でもそうだった。
12日未明に開き直すと、答えは「No」ではなくなり、「ライブラリの共有が使える場合は」という前置きつきで、共有のやり方を説明する内容に替わっていた。リリースノートとの食い違いは解消した。ただ、どのプランで使えるかは、ここにも書かれていない。
生活で何が変わるか
家族の写真や学校の書類をDropboxに置いている人なら、ChatGPTに渡すたびにダウンロードして上げ直す手間が減る。フォルダを選んで、中の案内をまとめて読ませる、という頼み方もできる。
ただ、無料プランは対象に挙がっておらず、Goは文によって入っていたり無かったりする。自分のライブラリに出てこないときは、つなぎ直しを試して、それでも出なければ順次提供の途中か、プランが対象に入っていないと考えるのがよさそうだ。
マスターの一言
自分のライブラリにBoxやDropboxが並ぶかは、まだ確かめていない。
前の記事で「ヘルプは今も共有を否定したまま」と書いた部分は、翌日にはヘルプのほうが直った。共有の告知はリリースノートの9月9日付の項で、ヘルプの答えが揃ったのは日本時間の11日。告知と説明が揃うまでには、少し間があった。
出典: ChatGPT — Release Notes(OpenAI公式ヘルプセンター・2026年9月10日の項) / File storage and Library in ChatGPT(OpenAI公式ヘルプセンター・2026年9月12日取得)
