これは今週出た新機能の発表ではない。Claudeの公式ヘルプに、チャットを特定の人に共有する方法のページ(Share a chat with specific people)が新しくでき、隣に公開リンク専用のページ(Public links for shared chats)もできていた。Internet Archiveの最初の保存はどちらも2026年9月4日15時49分59秒(UTC、日本時間9月5日0時49分59秒)で、それより前の保存は無い。分かるのはその時点で初めて保存されたことまでで、新設の日付は特定できない。リリースノート(最新は9月10日付)にもこの項目は無い。
何ができるのか
チャットを、相手のメールアドレスで招待して共有する方法だ。ヘルプはこれを既定の共有方法とし、Free・Pro・Max・Team・Enterpriseの全プランでclaude.aiのWeb版から使えるとしている。モバイルアプリからはまだ共有できない(共有されたチャットを開くのはどの端末でもよい)。
相手が見られるのは共有した瞬間のスナップショットで、返信・自分のアカウントへのコピー・続きの会話はできない。添付ファイルは組織内の共有を除いて見えず、コネクタやMCPツールの生データも見えない。見えるのはClaudeの最終的な返答だ。
相手がClaudeのアカウントを持っていなくても、無料アカウントを作れば閲覧できる。ただし招待されたのと同じメールアドレスで登録する必要があり、別のアドレスでGoogleやAppleからサインインすると開けず「You need access」と表示される。招待は開封されないまま30日で失効する。1日に招待できる人数には上限があるが、具体的な数は書かれていない。Team・Enterpriseでは共有先が組織のドメイン内に限られる。
使う手順
ヘルプの記載では、チャットを開いて右上の共有ボタンを押し、宛先にメールアドレスを入れて送信する。相手を外すときは同じ画面から削除し、共有そのものを止めると全員分のリンクがすぐ使えなくなる。続きの会話も見せたいときは、共有画面から最新のスナップショットに差し替えられる。共有中のチャットの一覧は、設定のプライバシー欄から確認・停止できる。実際の画面は確認していない。
公開リンクと、以前からあるページとの違い
公開リンクのページによると、公開リンクはFree・Pro・Maxで使え、リンクを知っていればアカウント不要で誰でも開ける。検索エンジンに載せない指定はしてあるが、主要な検索エンジンは従う一方、すべてのクローラーが従う保証はないとヘルプ自身が書いている。
以前からある共有ページ(Share and unshare chats)は、日付表示が2026年6月16日(日本時間)のまま今も公開中で、共有リンクの発行とPublic/Privateの切り替えしか説明していない。招待で特定の人だけに送る方法の記述は無い。
生活で何が変わるか
学校の書類や家計の相談をしたチャットを、家族にだけ見せたい場面はある。共有リンクは知っている人なら誰でも開けるので、URLの渡し方に気を遣う。招待方式なら、見せたい相手のメールアドレスを指定して送れる。
気をつけたいのは、相手がふだんと違うアドレスでサインインしていると開けない点だ。送ったのに開けないと言われることは起こりうる。
マスターの一言
まだ試していないので、使い心地は語れない。自分が使うなら、送る前に相手がどのアドレスでログインするかを聞いておくと思う。開けないと言われたら、まずアドレス違いを疑う。この順番だけは覚えておきたい。
出典: Share a chat with specific people(Claude公式ヘルプ・2026年9月14日取得) / Public links for shared chats(同・2026年9月14日取得) / Internet Archive 2026年9月4日15時49分59秒(UTC)保存版 / Share and unshare chats(Claude公式ヘルプ)
