これは今週出た新機能の発表ではない。OpenAI公式ヘルプ「Deep research in ChatGPT」の、Internet Archiveの2026年8月15日保存版と、9月13日・14日に取得した版(この2つは更新時期の相対表示「Updated」以外は同じ)を読み比べたら、始め方の説明やアプリについてのFAQなどが書き変わっていた、という話だ。国ごとの提供状況のFAQなど、一言一句同じまま残っている箇所もある。Internet Archiveには8月15日保存版より新しい保存記録が無く、書き変わった正確な日付は特定できない。
何ができるのか
Deep researchは、複雑な質問を調べて引用付きの報告書にまとめる機能。使いたい内容を伝えるとChatGPTが調査計画案を出し、確認・修正してから始まる。この基本の説明は8月15日保存版と大きく変わっていない。
始め方の説明が変わっていた
8月15日保存版は始め方を3通り挙げていた。プロンプトに「/Deepresearch」と直接打つ、ツールメニュー(+)から選ぶ、サイドバーメニューから選ぶ、の3つだ。
今の版が挙げるのは実質2通り。チャット画面に「@Deepresearch」と直接打つ、Chatに限りツールメニュー(+)からも選べる、の2つだ。コマンドが「/Deepresearch」から「@Deepresearch」に変わり、サイドバーメニューの記載は消えていた。実際にサイドバーから選べなくなったかは確認していない。
「全部のアプリ対応」の説明が変わっていた
FAQ「Deep researchで使えるアプリは?」の答えが変わった。8月15日保存版は「ChatGPTの全部のアプリがDeep researchに対応する。個別のアクセスはプランとワークスペースの設定による」だった。
今の版は逆になっている。Chatでは、Deep researchに対応しかつそのアカウントで使えるアプリだけが使える。あるアプリがChatGPTで使えている、またはプラグインに含まれているというだけでは、Deep researchで使えるとは限らない、とはっきり書かれていた。「全部対応」という説明は無くなっている。
Chat と Work/Codex の使用枠が別々という記載が増えていた
今の版には8月15日保存版に無かった説明も加わった。WorkでのDeep researchは既存のWork/Codexの使用枠かクレジットを使い、Chat側の専用タスク枠は減らない、という内容だ。リリースノートには9月9日付でDeep researchがWorkとCodexでも使えるようになった項目があり、当サイトでもライブラリ共有についての記事で少し触れた。ただしその項目にはChatの始め方やアプリのFAQの話は書かれていない。ヘルプの書き換えがこの対応と同時期かは、保存の間隔が空いていて断定できない。
生活で何が変わるか
Work/Codexを使っていなければ、使用枠の話は関係しない。Chatだけの人に効いてくるのはFAQの書き換えのほうだ。ChatGPTでGoogleドライブなどのアプリを連携していても、それだけでDeep researchの情報源に使えるとは限らないと公式が明記した。前は「全部対応」と書かれていたので、連携済みなら使えるだろうと思っていた人ほど確認しておく価値がある。
これから初めて試すなら、今のヘルプが案内しているのは「@Deepresearch」と打つ方法だ。以前の説明にあった「/Deepresearch」やサイドバーからの始め方は、今のヘルプには載っていない。実際の画面でどうなっているかは確認していない。
マスターの一言
使用枠の話は、ここでは確かめていない。それよりも、リリースノートの項目に出てこない一文(「全部のアプリが対応」)までヘルプでは変わっていたのが気になった。前に読んだ説明のままにせず、使う前に今のヘルプを開き直すのがよさそうだ。
出典: Deep research in ChatGPT(OpenAI公式ヘルプセンター・2026年9月13日/14日取得版) / 比較対象はInternet Archive保存の2026年8月15日15時18分(UTC)保存版
