何が起きたか

Googleが2026年7月30日、Google Workspaceの更新ブログで、Googleフォームの「Help me create(作成を手伝って)」がクイズ(小テスト)の生成に対応したと発表しました。

やることは、作りたいテストを文章で説明するだけです。さらに、GoogleドライブにあるGoogleドキュメント・スライド・PDFを「これを元に出題して」と指定することもできます。

できあがるクイズには、正解が最初からマークされ、配点も割り当てられます。出題形式は、選択式・チェックボックス・グリッド・短い記述・長い記述を混ぜられると案内されています。生成後にプレビューで中身を確認でき、フォームに入れたあとで問題を直すこともできます。

公式ヘルプに載っている「まだできないこと」も、そのまま書いておきます。

  • パソコン(デスクトップ)のみ
  • 複数セクションのフォームは未対応
  • 既存のフォームの編集には使えない(新しく作ったものに置き換わる)
  • 段階的な展開で、まだ自分の画面に出ていない場合がある(Rapid Releaseの組織は7月24日開始、Scheduled Releaseの組織は8月5日開始、いずれも表示まで最大15日)

そして料金です。この機能を使うには対象のGoogle WorkspaceプランかGoogle AIプランが必要で、無料のGoogleアカウントだけでは使えません。ブログの提供対象欄には、個人向けとして「Google AI」「Pro」「Ultra」が挙げられています。

生活で何が変わるか

うちで真っ先に思い浮かんだのは、子どもの勉強です。学校で配られたプリントや問題集の1章分をPDFにして「ここから10問」と頼めば、採点つきのテストがそのまま出てきます。紙を見ながら親が問題を打ち直す作業がなくなります。

資格の勉強でも同じ使い方ができます。テキストの章ごとに自己テストを作っておいて、隙間時間に回す。正解が入っているので、丸つけを自分でやらなくて済みます。

仕事のほうだと、研修資料のスライドをそのまま渡して理解度チェックを作る、あたりが早いと思います。

ただし、ひとつだけ守ったほうがいい手順があります。AIが付けた「正解」が本当に正しいとは限りません。特に人に配るテストにするなら、生成された正解を元の資料と突き合わせてから出す。これは省かないほうがいいところです。

マスターの一言

効いてきそうだと思うのは「問題を作る側の負担が下がる」ことです。復習は、やる気より前に準備で止まります。問題を10個そろえるのが面倒だからやらない、というのが実際のところでした。(このFormsの新機能自体はまだ自分で触っていないので、出てくる問題の質は分かりません)

一方で、無料アカウントでは使えないのは正直に不便です。有料プランに入っていない人は、いまのところ「ChatGPTやGeminiに問題を10問出してもらって、フォームには自分で貼る」で同じところまでは行けます。手間はかかりますが、そちらなら今日からできます。

出典: Use Gemini in Google Forms to quickly create a new quiz(Google Workspace Updates) / Create a form with Gemini in Google Forms(Googleヘルプ)