何が起きたか
Google Workspaceの公式ブログ(Workspace Updates)が10月23日、Gemini Notebookを、Geminiアプリの「アプリ連携」(Connected Apps)として使えるようにしたと発表した。Geminiのチャットで「@Gemini Notebook」と打つと、ノートブックをチャットの中から扱える。
ブログが挙げている操作は4つ。
- ノートブックを作る・編集する・削除する
- ノートブックにソース(資料)を足す・更新する・削除する
- ノートブックと、その中のソースを一覧にする
- ノートブックの中身を元に質問に答える
「@」を付けなくても、Geminiがこの連携を自分で使うことがある。
利用者側の設定は、世界的に既定でオン、欧州経済領域(EEA)だけ既定でオフ。対象はWorkspaceの全顧客、Workspace Individual、個人のGoogleアカウント。会社や学校のアカウントでは、管理者がGeminiとGemini Notebookの両方をオンにしている人が使える。
ヘルプで確かめたこと
10月24日7時33分〜35分に、Geminiアプリ ヘルプを日英で取得し、折りたたみの中まで「Gemini Notebook」の語を探した。
- アプリ連携の使い方と管理(日本語版): 日英とも、Gemini Notebookの名前は出てこない。仕事用・学校用アカウント向けのページも同じ
- Geminiアプリのノートブック(日本語版): 日英とも、「@Gemini Notebook」の使い方と、ブログと同じ4つの操作が載っている。ほとんどの地域で自動的に連携し、欧州経済領域では手動で接続する、とも書かれている
このページは、Internet Archiveが9月30日に保存した英語版(Android向けタブ)にも同じ節があった。ブログより前から、ヘルプには同じ説明があったことになる。
アプリごとの条件をまとめた対応表(7時34分取得・日英)では、Gemini Notebookの行はアカウントの種類が「個人の Google アカウントのみ」、年齢は18歳以上。地域は「GeminiアプリとGemini Notebookの両方がサポートされているすべての国と地域」で、国の名前は挙がっていない。この行は、当サイトが10月21日に取得した英語版と同じだった。ブログはWorkspaceの顧客も対象に挙げているが、表はまだそうなっていない。
もう1つ、書き方が合わない点がある。ブログは例に「このチャットのコピーを、生物の授業のノートブックに追加して」を挙げている。ヘルプ(日英)には、[アクティビティの保存]がオンでも、Gemini Notebookのアプリ連携でチャットをノートブックに追加することはできない、とある。
Geminiのリリースノート(日英・最新は10月13日付)と、Googleの日本のブログ(RSSの最新20件・10月20日付まで)に、この件の記載は無かった。
生活で何が変わるか
学校や習い事のプリントをGemini Notebookにまとめているなら、普段のチャットで「@Gemini Notebook 運動会の持ち物は?」と聞けば、そのノートブックを元に答えてもらえる。開き直す手間が1つ減る。
削除もチャットから頼める。ヘルプには、ノートブックを削除すると追加したソースやチャットもすべて削除されるとある。
オン・オフの場所を、ブログは「設定 > Connected Apps」と書くが、日本語版ヘルプのパソコン向け手順は[カスタマイズ]→[コネクタ]だった(既報)。名称変更は7月の記事、表の読み方は8月の記事へ。
マスターの一言
自分のGeminiで「@Gemini Notebook」はまだ試していない。Geminiアプリのヘルプには、9月末の時点で同じ説明があった。チャットをノートブックに保存する使い方はブログとヘルプで書き方が違うので、試すなら、消えても困らないノートブックで試すつもりだ。
出典: Take actions on your notebooks from Gemini Notebook directly in the Gemini app(Google Workspace Updates・英語) / Gemini アプリのノートブックのヘルプ / アプリ連携の対応表
