何が起きたか
Geminiの公式アカウント(@GeminiApp)が日本時間8月7日の未明、7月29日に出した「動画を10本、無料で作れる」告知を引用する形で、期限の延長を投稿した。新しい期限は米太平洋時間の8月11日23:59。日本時間だと8月12日の15:59にあたる。本数は10本のままで、アプリでもWebでも使えるとしている。
元の告知には、ツールメニューの「動画を作成(Create video)」から、新規作成のほか編集やリミックスもできると書かれていた。対象者は、元の告知への公式返信に「Google AIの有料プランに未加入のユーザー向け」と明記されている。今回の延長の投稿自体には対象者の記載がないので、元の条件が続いていると読むのが自然だと思う。なおGoogleのヘルプによると、個人アカウントで動画生成を使うには通常Google AIプランが必要で、18歳未満は現時点では使えない。
使われているモデルは「Gemini Omni」で、Googleは8月7日に作り手の作例を紹介する記事も出している。カメラの角度を後から変える、声で指示して昼を夜にし雨や雪を足す、落書きから物を動かす、実写をアニメ調に変える、といった例だ(落書きとスタイル変更の例はGeminiアプリではなく「Google Flow」上のもの)。
生活で何が変わるか
前の期限は現地時間8月4日だったので、一度閉じた入口がもう一度開いた形になる。「あとで試そう」と思っているうちに終わっていた人には、二度目の機会だと思う。
使い道は派手でなくていい。夏休みの写真を1枚選んで短い動画にし、離れて暮らす親に送る。子どもの自由研究の記録を、文字ではなく動きで残す。10本は多くないので、全部をいい出来にしようとしないほうがいい。
マスターの一言
このオファーの対象は、Google AIの有料プランに未加入の人だ。すでに課金している人には関係がないので、そこは先に切り分けておきたい。そのうえで、もし対象で試すならという話をすると、10本すべてをいい出来にしようとしないほうがいいと思う。AIの動画は、宣伝で流れてくる完成品だけを見ていると実力を高く見積もりがちだ。何本かは外れを引くつもりで回して、何が苦手なのかを自分の目で見るほうが得るものがある。それが分かっていれば、あとで有料プランを検討する時の判断も早くなる。
出典: @GeminiApp(日本時間2026年8月7日) / 元の告知(7月29日) / Gemini Appsで動画を生成する(Googleヘルプ) / Google公式ブログ(8月7日・Omniの作例)
