何が起きたか
Googleが7月21日、公式ブログで「夏休みにGoogleのAIツールをこう使う」という13個のヒントを公開しました。構成は「秋のインターンに応募する」「新しいことを試す」「賢く勉強する」の3部です。想定読者は大学生で、例に出てくるのがニューヨークでのインターン探しやGRE・LSAT(米国の大学院・法科大学院の入試)なので、米国の学生を念頭に置いた内容と見られます。
出てくる道具は、Gemini Notebook、Gemini Live、Search の AI Mode、カメラを使う Lens と Search Live、そして YouTube。たとえば手元の資料を Gemini Notebook にまとめて入れて学習ガイドや練習問題に変える、Audio Overview でノートを2人のAIが話すポッドキャストにして移動中に聞く、カメラを向けて道具の使い方や植物の世話を尋ねる、YouTube の一部の動画に出る「Ask」ボタンで要点や小テストを作る——といった使い方が並びます。
前提は正直に書いておきます。この記事には、それぞれの機能が日本でどこまで使えるかは書かれていません。進路を探る「Career Dreamer」やGRE向けの学習ノートのように、そもそも日本の生活には当てはまらないものも混ざっています。
生活で何が変わるか
13個を通して読んで、日本の家庭でも真似しやすいのは2種類だと感じました。
ひとつは「手元にあるものを撮って聞く」。植物の世話、道具の使い方、フォームの確認——スマホのカメラを向けて質問する形は、言葉で説明しなくていいぶん、AIに慣れていない人ほど楽です。もうひとつは「紙や写真を放り込んで別の形に変える」。ノートや資料をまとめて入れて、要点、練習問題、音声のかけ流しに作り替えるやり方は、対象が学生の講義ノートでなくても成り立ちます。
夏休みは、子どもの宿題や自由研究、旅行の下調べで家の中の情報が増える時期です。この記事の13個は大学生向けですが、「調べ物を頼む」から一歩進んで「持っているものを渡して別の形にしてもらう」という発想は、そのまま家庭に持ち込めます。
マスターの一言
断っておくと、13個すべてを試したわけではありません。一覧を読んで、日本の家庭で使えそうなものを選んだだけです。
読んでいて思ったのは、AIの使い方は「すごい機能」より「いつ使うか」で覚えた方が結局残る、ということでした。夏休み、移動中——場面とセットで覚えた使い方は、次に同じ場面が来たときに思い出せます。機能名だけ覚えても、たいてい使わないまま忘れます。
