何が起きたか
Googleが9月1日(米国時間)、9月のAndroid Drop で5つの新機能を発表した。うちGeminiが関わるのは2つだ。
1つめは、モノの置き場所をGeminiに覚えさせて Find Hub から探す機能。タグを付けていないパスポートや合鍵について、寝室の引き出しに入れたと Find Hub に覚えておいて、と話しかけると場所が保存される。写真も添えられる。探すときはGeminiに聞くか、Find Hub の覚えた物のタブを見る。発表文では Soon(近日) とされ、条件は Android 16以降、かつGeminiとFind Hubが提供されている国。
2つめは Guided vision。Gemini Live でカメラを共有すると、目の前のものの説明を音声で聞ける。全盲・弱視のコミュニティと一緒に設計したとされ、例に挙がっているのは食品ラベルの細かい文字、暗い店でのメニュー、家の中の物の判別の3つ。カメラの向きがずれていれば音声で誘導が入る。こちらも coming soon で、Android 9以降、Geminiが使える国が条件。
残る3つはGeminiではない。助手席での乗り物酔いを軽くする Motion Assist、Googleメッセージの中でGoogle Keepのメモや買い物リストを共同編集できる機能(本日から展開開始)、チャットごとに背景と色を変えられる Chat theme(すでに利用可)。Motion Assist だけは時期の書き方が違い、Android 17を使っている端末で次に車に乗るときに試してほしい、とあるだけで近日とも本日からとも書かれていない。
生活で何が変わるか
整理すると、発表文で今日からと明記されているのは Keep の共同編集と Chat theme の2つで、Geminiが関わる2つはどちらも近日だ。android.com/drop の日本語ページも9月3日時点で前回の内容のままで、今回の5機能は載っていない。
そのうえで、置き場所を覚えさせるほうは家の中で効きそうだと思っている。子どもの保険証や園のカードのような、タグを付けるほどではないが年に数回だけ探す物がある。しまった直後に一言添えるだけなら、メモアプリを開くより手数が少ない。
Guided vision には、発表の脚注に強い但し書きが付いていた。間違うことがあり、医療機器・歩行補助・安全な移動のためのガイドの代わりにはならない、移動や障害物の検知には使わないこと、と書かれている。目の前を読み上げる機能だからこそ、この線引きは読み飛ばさないほうがいい。
マスターの一言
近日と書かれた機能を追いかけても疲れるので、届いた時に触ればいいと思っている。メモしたのは、置き場所の記憶がAndroid 16以降で、Guided vision がAndroid 9以降という点。うちで先に試すとしたらGoogleメッセージの中のKeepのほうだ。買い物リストを家族で書き換えるのにアプリを行き来しなくて済むなら、それで十分ありがたい。
