何が起きたか

ChatGPTの個人向けプランで買える「クレジット」の説明ページ(原題は Using Credits for Flexible Usage in ChatGPT (Personal plans))で、返金についての答えが書き換わった。9月13日未明に開くと、英語版の更新表示は「昨日(yesterday)」だった。

9月7日の記事を書いたときに保存した版(日本時間9月8日1時半すぎに取得)と並べると、ページ上部に出るサイト共通のお知らせを除けば、変わっていたのは、よくある質問の「クレジットは返金されますか(Are credits refundable?)」の1問だけだった。

前の版の答えは次の2点だった。

  • クレジットは返金できない。法律で必要な場合は除く
  • アカウントの乗っ取りが確認された場合は、クレジットを戻すことがある

いまの版はこうなっている。

  • 返金はできない。ただし法律や契約で必要な場合、または例外が認められた場合は除く
  • 使っていないクレジットは、次のときに返金の対象になりうる。確認された請求の誤り/確認された不正な利用/OpenAI側のサービスの不具合または誤ったアカウントの制限が確認されたとき
  • もう使ったクレジットを見直してもらえるのは、確認された請求の訂正か、確認された不正な利用の場合だけ(適用される法律や契約の範囲で)
  • 例外に当たると思うなら、OpenAIのサポートに審査を頼む

日本語版と規約は前のまま

同じページの日本語版も、更新表示は「yesterday」だった。ただ、返金の答えは前の版の訳のままで(「クレジットは返金不可です。ただし、法令で必須とされる場合を除きます」)、例外の3つは載っていない。

FAQがクレジット購入の条件として示している「Service credit terms(サービスクレジットの規約)」も、9月13日未明に読んだ時点では「法律で必要な場合を除き返金不可」「販売はすべて確定」という書き方のままだった。ヘルプに書かれた例外と規約の文面がどう関係するのかは、どちらのページにも書かれていない。

生活で何が変わるか

クレジットは、プランに含まれた上限を使い切ったあと、足りない分だけ買い足すための仕組みだ。

今回の書き足しで分かるのは、「一度買ったら何があっても戻らない」とまでは書かれていない、ということ。身に覚えのない購入があった、請求が間違っていた、というときに、使っていない分なら返金を頼める余地がヘルプに書かれた。

ただし、どの場合にも「確認された(verified/confirmed)」という条件が付いている。判断するのはOpenAI側で、頼めば戻るという書き方ではない。使ってしまった分は、請求の訂正と不正な利用の2つに限られる。

乗っ取りで勝手に使われた場合の手順は、前の版から変わっていない。不正利用を報告するウェブフォームで届け出て、ページ右下のチャットからサポートに連絡する。

マスターの一言

うちはクレジットを買っていないので、返金を頼んだことはない。書いたのは、英語版・日本語版のヘルプと規約のページから読める範囲だ。

前回の記事では「返金も原則きかない」と書いた。原則はそのままだが、例外の中身が具体的に書かれたので、その追記としてこの記事を出す。英語版だけが先に変わっている状態なので、日本語で読む人は英語版も合わせて見ておくと食い違いに気づける。


出典: Using Credits for Flexible Usage in ChatGPT (Personal plans)(OpenAI ヘルプ・英語・2026年9月13日取得)ChatGPT(個人向けプラン)でのカスタム利用のためのクレジット使用(同・日本語・2026年9月13日取得)Service credit terms(OpenAI・2026年9月13日取得)