OpenAIが10月26日に出した新モデルを、当サイトはまだ扱っていなかった。1週間たったが、Plusの人の既定の設定に関わるので書いておく。
何が起きたか
リリースノートによると、GPT-6.1 TerraがChatGPTのWorkとCodexで順次提供されている。Workは、ヘルプによると調査や分析、文書や表やスライドの作成を任せる画面だ。対象はPlus、Pro、Business、Enterprise、Edu。発表記事の対象一覧にBusinessの名前はないが、リリースノートと料金ページには入っている。
発表記事は、画像や図の読み取り、パソコン操作、文章の3つを強みに挙げている。
押さえたいのは次の3点だ。
- Chatでは使えない。ふだんの会話の画面には出ない
- 枠そのものは変わらない。ただ、同じ枠で頼める量は増えるとOpenAIは説明している。料金ページにあるPlusの5時間あたりの目安は、Terraが35〜285件、GPT-6.1 Solが15〜160件、GPT-6 Astraが5〜45件。パソコン内で動かすときの数字で、仕事の中身によって変わり、週の上限がかかることもある
- 既定の設定が変わる人がいる。一部のPlusとProでは、WorkのPowerの既定がGPT-6.1 SolのLightでなく、TerraのMediumになることがある
生活で何が変わるか
無料プランとGoは対象の一覧にない。TerraはChatでは使えないので、Chatだけを使っている人の画面に今回のモデルは出てこない。
関係があるのは、PlusでWorkに書類作りや調べ物を頼んでいる人だ。枠が足りなくなりやすかった人には、良い変更かもしれない。逆に、答えの感じが変わったと思ったら、モデルの一覧を開いて設定を見直せる。一覧から特定のモデルを選ぶこともできる。
誤りについてもOpenAIは数字を出している。誤りを誘いやすい質問を集めた社内テストで、低い設定の誤り率がGPT-5.6 Terraの53.6%から16.7%に下がったという。ただ、これは自社のテストで、ふだんの家事や書類の相談にそのまま当てはまる数字ではない。最大の設定でも4.3%は残る。金額や期限は、これまでどおり自分で確かめたい。
コードの難しい仕事には、SolとAstraのほうが向くとOpenAI自身が書いている。
10月30日までの更新が載る英語版と違い、日本語版のリリースノートは先頭が10月16日で、Terraの項目はまだない。
マスターの一言
モデルの名前が増えて、Plusの人でも今どれを使っているのか分かりにくくなってきた。私はまだTerraとSolを同じ仕事で比べていないので、質の差については何も言えない。Workを使う人は、まずモデルの一覧を開いてみるところからでいいと思う。
出典: ChatGPT release notes(OpenAI公式ヘルプ・英語) / Model Release Notes(同) / Introducing GPT-6.1 Terra(OpenAI公式) / Codex pricing(OpenAI公式) / ChatGPT Work and Codex(OpenAI公式ヘルプ・英語) / ChatGPT リリースノート(同・日本語版)
