当サイトは7月に、Geminiへ自分のアバターを登録できる話をGemini Dropの記事で短く扱った。今回はその先で、作ったアバターを他の人に渡せるようになった。
何が起きたか
Geminiの公式Xが日本時間10月30日の午前4時すぎに、アバターの共有を発表した。投稿では、友だちと一緒に画像や動画へ登場でき、プロンプトでお互いを指定でき、相手の利用権はいつでも外せる、と説明している。
ヘルプの手順はこうだ。
- Geminiの設定からアバターを開く
- 上の「共有」を押す
- 相手のGmailアドレスを入れる
- 表示された説明を読んで「共有」を押す
相手は承諾か拒否を選べる。承諾すると、相手のGeminiであなたの顔と声を含む画像や動画を作れる。ヘルプの例文には「私と @Dave が変なダンスを踊っているところを見せて」とある。
Internet Archiveにある9月30日の保存版の英語版ヘルプには、共有の節がなかった。今のヘルプには、共有する手順、共有された物を見る手順、共有相手を管理する手順がある。
条件は18歳以上で個人のGoogleアカウント。EEA、スイス、英国では使えないとあり、日本はこの中に入っていない。ただしヘルプは日英とも、アバターは「現在、英語でのみサポート」と書いている。録音、画面、プロンプトのどれが英語のみなのかは書かれていない。自分のアバターで動画を作るにはGoogle AIプランが要るとある。共有されたアバターで動画を作るときの条件は、ヘルプからは分からない。
生活で何が変わるか
使い道として考えやすいのは、誕生日カードや家族の連絡に添える遊びの画像だ。
ただ、渡す物は顔と声だ。プライバシーハブの英語版は、信頼できる人とだけ共有するよう求め、共有した相手が何を作るかはあなたが管理できないと書いている。先に押さえておきたいのは次の4つだ。
- 共有を止めても、作成済みの物は消えない。相手は新しく作れなくなるだけだ
- 自分のアバターを削除しても、公開済みの物は消えない。消えるのは録画と録音のデータで、公開済みの動画やコンテンツは残るとヘルプにある
- 元の録画は相手に渡らない。相手は元の録画にアクセスできず、編集も削除もできない
- 作れるのは18歳以上。未成年には自身の録画と録音を許可しないようにとヘルプにある
録画と録音は、3年使わなければ自動で削除される。生成AIの学習には、悪用や害への対処を除いて使わない、とプライバシーハブにある。
マスターの一言
便利さより先に、取り消しの範囲を見ておく機能だと思う。写真を渡すのと違って、渡した後に新しい画像や動画が増えていく。共有するなら、困ったときに直接話せる相手までにしておくのが無難だろう。私はこの機能をまだ画面で試していないので、日本語の環境でどこまで動くかは何も言えない。
出典: Gemini アプリでアバターを作成して使用する(Google公式ヘルプ・日本語) / Create and use an avatar in Gemini Apps(同・英語) / Gemini Apps Privacy Hub(Google公式・英語) / @GeminiApp の投稿
