何が起きたか

Googleが7月31日、Geminiアプリの月次まとめ「Gemini Drop」7月版を公開しました。挙がっているのは6件です。

  1. macOSで声を使う:開いているウィンドウに話しかけて、入力・書き換え・要約ができる(当サイトでも7月29日にお伝えしました)
  2. Gemini Sparkが世界展開:ノートPCを閉じたあとも作業を続ける、が世界で使えるように。ただし脚注に欧州経済領域・英国・スイス・ナイジェリアは対象外と書かれています
  3. Gemini 3.6 FlashとGemini 3.5 Flash-Lite:新しいFlash系モデルが提供中。推論と速度が改善したとされています
  4. 自分を画像に足せる:登録したアバターを使うことで、毎回自分の写真をアップしなくても「自分が写っている風」の画像を作れる
  5. アプリ連携にDropbox・Zillow Rentals・Viator:連携しておくと、ひとつの指示でアプリをまたいで作業できる
  6. 好みを反映した画像生成:米国の全ユーザーへ。なおDropがリンクしている公式記事は4月16日付のものです

生活で何が変わるか

日本から今すぐ効きそうなのは、4番目のアバターです。

画像生成を家で使おうとすると、地味に面倒なのが毎回の写真選びでした。ちょっとした挨拶画像や子どもの誕生日の飾りを作るたび、写真アプリを開いて、使える一枚を探して、上げる。この往復が減るなら、「作ってみるか」と思う回数は増えると思います。

一方、5番目のアプリ連携は期待しすぎないほうがいいです。Dropbox連携の公式ヘルプを読むと、条件は「18歳以上かつ米国在住」「個人のGoogleアカウント」「アクティビティの保存がオン」で、さらに英語のみ・ウェブ版のみと書かれています。少なくともDropbox連携について、日本の自宅から今日使える話ではなさそうです。Zillow RentalsとViatorについては、同じ形式のヘルプを見つけられなかったため、条件は確認できていません。

訂正します(Gemini Sparkの利用条件)

ここからは当サイトの訂正です。

Sparkについて、当サイトは7月27日の記事で「日本からはUltraが要りそうです」、8月1日の記事で「Proは米国・英語のみ」と書きました。今回のDropでSparkの世界展開が挙がっていたため公式ヘルプを読み直したところ、2026年8月1日時点の日本語版の記載は次のとおりでした。

  • 必要なもの:18歳以上/個人のGoogleアカウント/Google AI Pro または Google AI Ultra/アクティビティの保存がオン
  • 地域:「Geminiアプリがサポートされているすべての地域で利用できるが、欧州経済領域・ナイジェリア・スイス・英国では利用できない」
  • 使える場所:モバイルアプリ、Mac版アプリ、ウェブ版(gemini.google.com)

現在の記載には日本を名指しで外す条件は見当たらず、Proも対象に含まれると読めます。当サイトの以前の記述は現在のヘルプと食い違うので、該当記事にも訂正を追記しました。

マスターの一言

「使える国・使えるプラン」の条件は、思っているより動きます。今回は世界展開の発表と一緒に、ヘルプの中身も以前と変わっていました。当サイトの過去の書き方が現在と合わなくなったのは、こちらの落ち度です。

そのうえで、読む側の実務としてはお金を払う前に公式ヘルプの現在の記載を自分で開くのが確実です。記事は日付つきの参考、ヘルプが今の正、くらいの距離感がちょうどいいと思っています。