何が起きたか

お金を払ったのに、ChatGPTの画面が無料プランのまま。そのときどうするか、という公式ヘルプの案内が書き直された。

書き換わったのはChatGPT Plusの説明ページ(原題は What is ChatGPT Plus?)。本日9月18日の未明にHTMLごと取ると、埋め込まれた更新時刻は9月17日1時20分(日本時間)、UTCでは9月16日16時20分。

9月15日の朝に保存した版と並べると、変わっていたのは3か所。トラブルシューティングの節、「請求と請求書」の最後の1項目、「返金」の1文だ。あいだに挟まる9月16日未明の更新では、この3か所は変わっていない。芯はひとつの注意書きで、請求書や領収書が届くメールアドレスと、ChatGPTのアカウントのメールアドレスは別のことがある、という趣旨の文が新しく入った。

5項目のうち3項目が書き換わった

トラブルシューティングの節を、凍結した2つのファイルを開いて数えた。9月15日の版が5項目、いまの版も5項目。中身を1対1で突き合わせると、文字が完全に一致するのが2項目、書き換わっているのが3項目だった。

据え置きは、アプリで 設定 から 購入を復元 を選ぶ項目と、解決しない場合は領収書かカード下4桁を添えて問い合わせる項目。

  • 1番目: 前は、登録時と同じ認証方法(Google・Apple・Microsoft・メールとパスワード)でログインしているか確かめる。いまは、サインアウトする前にまず、契約に結びついたアカウントのメールアドレスを確かめる、ウェブなら 設定 から アカウント で見る、になった
  • 2番目: 前は、Appleの「メールを非公開」を使ったなら、Apple IDの設定でプライベートリレーのアドレスを自分で探す。いまは、アカウントが @privaterelay.appleid.com になっていることがある、同じAppleアカウントで「Appleで続ける」を選ぶ、になった
  • 4番目: 前は、すべてのデバイスでログアウトして正しいアカウントで入り直す。いまは、アカウントのメールとサインイン方法を確かめたあとで、無料プランが表示されている端末でサインアウトして入り直す、になった

日本語版は前の版の訳文のまま

日本語版も本日未明に取得した。更新時刻の値は英語版と同じだ。該当する節は、9月15日の版と1対1で対応する訳文のままだった。「同じ認証方法(Google、Apple、Microsoft、メールアドレスとパスワードのいずれか)でログイン」「すべてのデバイスで ChatGPT からログアウトし」。返金の節も「購入時に使用したメールアドレスと同じメールアドレスでサインイン」のまま。

新しい版にある要素、つまりアカウントのメールを先に確かめる指示、@privaterelay.appleid.com、端末を絞る書き方、請求のメールとの違いの注意。いずれも無かった。なお、このページの日本語版に「このページは機械翻訳されています」の表示は出ていない。

生活で何が変わるか

日本語のヘルプだけで手順をたどると、いまも「すべてのデバイスでログアウト」に行き着く。スマホもPCも一度サインアウトすることになる。英語版で読むほうが手数は少ない。

気づきにくいのはAppleの「メールを非公開」だ。普段のアドレスで登録したつもりでも、ChatGPT側のアカウントは見覚えのないアドレスになっている。どれくらいの人が該当するかはヘルプに書かれていない。心当たりがあるなら 設定 から アカウント を開くのが早い。

ヘルプ自身は以下の手順をお試しください、と書いているだけで、これで直るとは言っていない。最後の項目はいまも、解決しない場合は問い合わせる、だ。クレジットの返金の例外は別ページで書いた。ページ上部の Pro 200ドルプランの受付停止は今回の改訂とは別件(既報)。

マスターの一言

うちも、支払いをまとめているアドレスと、サービスに入るときのアドレスが一致していない。領収書だけ見て、どのアカウントで契約したんだったか分からなくなることが地味にある。

今回の書き換えはそこを名指しした形だなと。日本語版が前の版のままなのは事実として書いておく。なぜかは、こちらでは分からない。


出典: What is ChatGPT Plus?(OpenAI Help Center)同ページの日本語版