何が起きたか
Anthropicが、自分がClaudeをどう使っているかを振り返る機能をベータで公開しました。ClaudeのWeb版・デスクトップアプリの「設定」から呼び出せます。
- 過去 1・3・6・12か月 のチャット活動を要約し、よく使う話題・使う時間帯・任せがちな作業タイプを見せてくれる
- ときどき「Claudeが速くできても、自分でやり続けたいことは何ですか?」といった問いを投げかけ、それをClaudeと話し合える
- 使いすぎ防止に、通知を控える「静かな時間」や、一定時間で休憩を促すリマインドを設定できる(どちらも自分向けのメモで、いつでも消せる)
- プライバシー配慮として、シークレット(incognito)チャットや連携ツールの元ファイルは集計に含めず、健康連携の会話は振り返りから完全に除外される
対象は 無料・Pro・Max プランで、「メモリ」をオンにしている人です。生成できないときはメモリ設定を確認する、という作りになっています。
生活で何が変わるか
AIは新しい機能が次々に増えるので、つい「便利そうな使い方」を追いかけがちです。この機能はその逆で、すでに自分がどう使っているかを見せてくれます。
たとえば我が家だと、気づけば献立の相談ばかりで、本当はやりたかった家計の見直しには手が回っていなかった——みたいな偏りが、履歴を振り返ると見えてきそうです。「任せてよかった作業」と「自分の手でやりたい作業」を切り分ける、いい材料になります。
休憩リマインドも、隙間時間についダラダラ触ってしまう人には効きそうな仕組みです。
マスターの一言
新機能というと「何ができるようになったか」ばかりに目が行きますが、これは「自分がどう付き合っているか」を立ち止まって見る道具です。ベータで、しかもメモリをオンにしている人限定なので、まだ全員が試せるわけではありません。使える環境の方は、設定を一度のぞいてみる価値はあると思います。
