何が起きたか
Googleが9月15日(米国時間・日本時間16日未明)、Gemini Notebook(旧NotebookLM)に学習向けのツールを加えると発表した。挙げられているのは次の6つ。
- ノートブックとリアルタイムで声で会話する機能
- 講義や思いつきを録音できる、モバイルアプリの録音機能
- 自分のノートを資料と並べて置き、チャットや引用に使える仕組み
- 要約やクイズをまとめたインタラクティブな学習概要(レポートの中に作る)
- 記述式・複数選択・穴埋めを加えた新しいクイズ形式
- 約60秒のショート動画(資料の要点を短い動画にする動画解説の1形式)
大学生向けの1年無料プランも案内されているが、8月19日の記事と同じ条件なのでここでは繰り返さない。
機能ごとの提供条件
発表文は全体を「順次提供」とまとめて書くが、条件は機能ごとに分かれている。
| 機能 | 発表に書かれた時期・対象 |
|---|---|
| 声で会話 | Ultra加入者(18歳以上)に今週、Proほかは近日(脚注) |
| 録音機能 | モバイルアプリに来週から(本文) |
| ノートを資料と並べる | 出力言語が英語の人のみ。18歳未満も含む(脚注) |
| 学習概要 | 数週間かけて全員へ(脚注) |
| 新しいクイズ形式 | 数週間かけて全員へ(脚注) |
| ショート動画 | 時期の記載なし。80以上の言語(本文) |
ヘルプで確かめたこと
時期の書かれていないショート動画を、Gemini Notebookの公式ヘルプ「動画解説」のページで確かめた(9月16日早朝)。形式は、シネマティック(映像で物語仕立てにする)・解説・ショート動画の3つが並んでいて、ショート動画は今回初めて出てきたものではない。
ところが、条件が英語版と日本語版で違った。
- 英語版: ショート動画の対応言語の一覧があり、数えると73言語で日本語も入っている。18歳以上の条件はシネマティックにだけ付いている
- 日本語版: 「シネマティック動画解説とショート動画解説は英語にのみ対応しています。18歳以上のユーザーが対象です」とあり、ショート動画の言語一覧は無い
どちらが今の条件なのかは、どちらのページにも書かれていない。過去の版と比べようとしたが、Internet Archiveにつながらず確かめられなかった。なお発表はショート動画を80以上の言語で作れると書いているが、英語版ヘルプのショート動画の一覧は73言語だった。
学習概要は、作り方が英語版ヘルプのレポートのページに既に載っている(ウェブ版のみ)。一方、声での会話・録音機能・ノートの並べ置きは、今のヘルプにはまだ載っていない。
生活で何が変わるか
発表の説明では、声での会話は資料に基づいて答え、途中で割り込んで質問もできる。届けば、資格試験のテキストや、学校や役所から来た長い説明資料を入れておいて、声で聞き返しながら要点をつかむ使い方ができる。録音機能が来れば、説明会の話をその場で録って資料と一緒に置いておける。
ただ、6つのうち今日の日本の画面に出ると公式に確かめられるものは無かった。開いて見当たらなくても、設定の問題ではない。ショート動画は、英語版ヘルプの条件なら日本語で作れるはずだが、日本語版ヘルプはそれを否定している。
マスターの一言
最初は、前からあるショート動画なら今日すぐ試せると思って書いていた。日本語版のヘルプを開いたら、英語のみ・18歳以上と書いてあった。
同じ機能の同じページで、言語を切り替えると条件が変わる。自分の画面でどちらが正しいかは、実際に作ってみるまで分からない。ここはまだ分かったことにしないでおく。
出典: Sharpen your study routine with new Gemini Notebook tools(Google公式ブログ・2026年9月15日) / Generate Video Overviews(Gemini Notebook ヘルプ・英語版) / 動画解説を生成する(Gemini Notebook ヘルプ・日本語版)
