何が起きたか
Googleが9月15日(米国時間・日本時間16日未明)、音声で会話するための新モデルGemini 3.8 LiveとGemini 3.8 Live Extended Thinkingを発表した。前者はたくさんの利用を低いコストでさばくことを重視したもの、後者は込み入った作業向けに推論を強めたもの。後者は考えながら話し続け、「確認しますね」のような一言を挟んだり、裏で進む作業の途中経過を話したりする、と説明されている。
個人に関係するのは、発表末尾の提供先一覧のうち「誰でも向け」の行だ。
- 3.8 Live → 検索 Live(Googleアプリの音声会話)
- 3.8 Live Extended Thinking → Gemini Live。加えて Workspace では、ドキュメントは Google AI Pro・Ultra 加入者、GmailとKeepは全 Google AI 加入者
GmailとKeepとドキュメントの音声機能は9月3日の記事で扱ったもので、ドキュメントだけ一段上のプランという線引きは今回も同じだ。提供はどれも「今日から順次」で、今日から全員に届くとは書かれていない。開発者・企業向けのAPI提供やベンチマークの数字は、この記事では省く。
日本で使えるのか、公式ヘルプで確かめた
発表文には国と言語の条件が書かれていないので、公式ヘルプを見た(9月16日4時台)。
検索 Liveのヘルプの「要件」には、AIモードが利用可能なすべての地域と言語で使える、とある。AIモードの提供状況のページ(8月27日の記事でも見たページ)を開くと、対応する国・地域に日本、対応言語に日本語が入っていた。検索 Liveの要件欄には、プランについての記載は無い。
Gemini Liveのヘルプには、プラン名もモデル名も出てこない。言語についての記載は、Geminiモバイルアプリがペルシャ語では使えないという1件だけだった。
どちらのヘルプも、中で動いているモデルの名前を書いていない。Geminiアプリのリリースノート(日本語版・英語版)も、最新の項目は9月10日のWindowsアプリのままで、今回の発表はまだ載っていない。つまり、検索 Live 自体は日本語で使える機能だが、それが今日の時点で3.8 Liveに切り替わっているかは、一次情報では確認できない。
生活で何が変わるか
検索 Live は、Googleアプリの検索バーの下にある Live アイコンから、声で検索と会話する機能だ。カメラで目の前のものを映して聞くこともでき、画面には関連するウェブリンクも並ぶ。Gemini Live は、Geminiアプリで声で相談する機能。
今回の発表どおりに新しいモデルが届けば、込み入った頼みごとをしたときに、黙って待たされるのではなく途中経過を話してくれるようになる、というのがGoogleの説明だ。ただ、日本の画面でいつ切り替わるのかはまだ書かれていないので、今日なにかを設定し直す必要はない。
マスターの一言
新しいモデルはまだ触っていないので、ここに書いたのは発表とヘルプとリリースノートの中身だけだ。
気になったのは、提供先一覧に国の条件が1つも無いのに、ヘルプもリリースノートもまだ何も言っていないところだった。発表とヘルプの更新にはいつも少し間がある。リリースノートに載ったら、日本語の説明が付くかどうかを見に行く。
出典: Introducing Gemini 3.8 Live and 3.8 Live Extended Thinking(Google公式ブログ・2026年9月15日) / 検索 Live とリアルタイムで会話する(Google検索ヘルプ) / AIモードの提供状況(Google検索ヘルプ) / Gemini Live で自然に会話する(Geminiアプリ ヘルプ) / Geminiアプリ リリースノート
