何が起きたか
Google の AI 講座「Google AI Professional Certificate」の公式英語ページ・日本語ページ・申し込み先の Coursera を、同じ日(2026年8月24日)に突き合わせた。コースの数が、日本語ページだけ「7」のままだった。
英語ページ(grow.google/ai-professional/)の「Certificate breakdown」には Course 1 から Course 8 までが並んでいる。8本目は「AI for App Deployment(アプリの公開)」。修了要件のFAQも「全8コースを修了すると認定証」になっていた。
日本語ページ(grow.google/intl/ja_jp/ai-professional/)は、コース1からコース7まで。7本目「AI でアプリを構築する」で終わっていて、8本目が出てこない。FAQも「認定証プログラムには 7 つのコースが含まれています」「7 つのモジュールで構成されており」、さらに「全 7 コースを修了すると…認定証を取得できます」が料金FAQと修了FAQに1つずつ。FAQだけで数えて4か所すべて7のまま。
どちらが本当かは、両方のページが飛ばす先で分かる。日英とも同じ Coursera のURLにリンクしていて、表記は「Professional Certificate - 8 course series」。8本目も一覧にある。実体は8コースで、日本語ページだけがその数字を反映していない。
英語ページにも古い記述が残る。「何が学べるか」のFAQは「includes seven courses」で7本の一覧のまま。さらに料金FAQの末尾は「全7コースを修了すると認定証」で、修了FAQの「全8コースを修了すると認定証」とほぼ同じ文が、数字(と一部の語)を変えて並んでいた。7と8が2か所ずつ同居している状態だ。
生活で何が変わるか
8月11日のGoogleの発表(バイブコーディングの新コース追加)を扱った記事は、「8本目が認定の要件にどう入るか分からない」と書いたまま終えていた。申し込み先の Coursera が「8 course series」と明示している以上、実際に受けるのは8コース、というのがその答えになる。
実務的には、日本語ページの数字だけで申し込むと1コース分の見積もりがずれる。grow.google は「1コース約1時間」と案内しているが、Coursera 側の表示では8本目は2時間(コースごとに1〜3時間とばらつく)。
言語の案内も3つとも違う。英語ページのFAQは「英語で提供、加えて日本語を含む16言語に翻訳済み」。日本語ページのFAQはその一覧を載せず、「コース登録ページの [詳細確認] セクションまでスクロールします」という案内に差し替わっている。申込先の Coursera は「Taught in English」で、FAQも「英語で世界的に提供、他の言語は近日中」だった。日本語で受けるつもりなら、申し込み前に自分の画面で確かめたい。
マスターの一言
料金は、日本語ページのFAQだけが日本を名指しし「日本でのサブスクリプション料金は、月額 49 米ドルです」とある。英語ページと Coursera は「米国とカナダで月49ドル。他の国では異なる場合がある」まで。日本の金額が書いてあるのは助かるが、そのページはコース数を7のまま置いているので、自分なら申し込み画面の金額を見てから決める。
Google AI Pro の3か月無料も補足。期限は日英とも「2027年1月1日までに引き換え」。日本語ページにはさらに「実践アクティビティを完了するにはこのトライアルを使用することをおすすめしますが、認定証を取得するうえで必須ではありません」とある。英語版の grow.google にこの一文は無いが、Coursera には英語で同趣旨がある。
自分はこの講座を受けていないので中身の評価はできない。ただ、日本語ページと申込先で数が違うのは、受ける前に確かめていい部分だ。
出典: Google AI Professional Certificate(Grow with Google・英語版) / Google AI プロフェッショナル認定証(Grow with Google・日本語版) / Google AI Professional Certificate(Coursera・申し込みページ)
