何が起きたか

Googleが2026年7月30日、Google Earthのweb版に画像生成機能を追加したと発表した。使っているのはGoogleの画像生成モデル「Nano Banana 2」。Google Earthが持っている衛星写真・航空写真・3D画像を土台にして、その場所の別の姿を生成できる。公式ブログによれば、実際の地図データを元にした画像生成はこれが初めてとのこと。

使い方は、Google Earth webで場所にズームしてから「create image」をタップし、見たいものを文章で入力するだけ。公式が挙げている使い道は5つ。①ポンペイ遺跡が2000年前どんな街だったかを再現するような歴史の再現、②その場所の学習用インフォグラフィック作成、③東京の空き地を商業施設として再構想するような不動産・都市計画のプラン可視化、④裏庭のスタジオや湖畔の家など着工前のイメージ確認、⑤好きな場所を100年後の姿に作り変えるような自由な発想。提供は2026年7月30日時点で、世界中のGoogle Earth webユーザーが対象。

生活で何が変わるか

これまで「ここに何か建てたら/作ったらどうなるか」を想像するのは、頭の中で完結させるか、専門ソフトを使える人の仕事だった。今回のアップデートは、それを地図上でテキストを入力するだけの作業に変えている。

例えば子どもの自由研究で「近所の神社が昔どんな景色だったか」を調べる時、実際の地図を土台にした画像があると説明が伝わりやすくなりそうだ。あるいは家のリフォームや庭づくりを考えている時、更地の写真に「こんな感じの物置を置いたら」とテキストで入れて、実際の敷地の上でイメージを確認できるのも便利そう。地図と画像生成が一つになったことで、「調べる」と「想像する」が同じ画面で完結するようになった印象を受ける。

マスターの一言

まだ実際には触っていないけれど、次に子どもと地図を眺める時に試してみたいと思っている。「ここ、昔はどんな景色だったんだろうね」という会話が、想像だけで終わらずその場で絵になる。そういう小さな変化が、案外生活の中では嬉しかったりする。