何が起きたか
Geminiの音楽生成の製品ページが、Lyria 3.5 の表記に切り替わった。9月10日に日本語版を開いて確認した。うちは9月の発表を扱ったとき、製品ページのほうはまだ Lyria 3 のままだと書いて終えている。そこは追いついた。
ただ、表記だけの入れ替えではなかった。9月5日に取っておいた同じページと今日のページを並べると、無料と有料の線引きを書いていた節が丸ごと無くなっている。
9月5日版にあったのは「Lyria モデルの詳細」という2列の比較で、こう書かれていた。
- Lyria 3:無料。最長30秒。「高速モード」のモデルを選ぶ
- Lyria 3 Pro:Google AI Plus・Pro・Ultra で上限を引き上げ。最長3分。「思考モード」か「Pro」のモデルを選ぶ
よくある質問にも、Lyria 3 は高速モードで30秒、Lyria 3 Pro は思考モードかProで最長3分、という一文があった。
今日のページには、この節もこの一文も無い。日本語版の本文を通して見て、「無料」「30秒」「高速」「思考」「Plus」「Ultra」のどれも1件も出てこない。「Lyria 3 Pro」という段の名前も消えている。
代わりに置かれているのは「サウンドも操作性も、新しく。」という節で、ボーカル入りかインストゥルメンタルか・ジャンルの選択・最長3分のトラック、の3つが並ぶ。よくある質問も「Lyria 3.5 とはどのようなものですか?」に差し替わり、最長3分の高品質なトラックを作成できます、と書かれている。
「無料で3分」とは書かれていない
ここは読み違えやすいので分けておく。ページから消えたのは30秒という上限の記載であって、無料で3分作れるようになったとはどこにも書かれていない。
今のページの「最長3分」は Lyria 3.5 というモデルの説明として置かれているだけで、どのプランなら3分なのかは書かれていない。プランごとの中身を載せているGeminiの定期購入ページも開いたが、音楽の分数は出てこない。Geminiアプリのリリースノートも見たが、いちばん新しい項目は8月19日のままで、音楽に関する項目は無かった。
つまり、前は「無料は30秒・有料で3分」と読めたものが、今は「3分」とだけ書かれ、誰がどこまでなのかは公開されているページからは読めない状態になった。分かりやすくなった、とは言いにくい。
もう一つ、検索結果やSNSのカードに出るページの説明文は「Lyria 3 は、テキストや写真を…」のまま残っている。本文はLyria 3.5、説明文はLyria 3、という食い違いが今も続いている。
生活で何が変わるか
音楽生成の現実的な使い道は、やっぱり自分の動画に載せるBGMだと思う。子どもの行事の動画をまとめるとき、尺と雰囲気の両方が合う曲を探す時間は地味に長い。
そのうえで、今日から気にしたほうがいいのは順番のほうだ。ページの数字を見て「無料でも3分いける」と決めてから作り始めないこと。 実際に何秒で切れるかは、短い曲を1本作ってみれば分かる。書いてある条件が消えた以上、確かめるのは自分の画面になった。
有料プランを検討している人にとっても、判断材料は減っている。前は30秒と3分という具体的な差が並んでいたので、そこが決め手になり得た。今はその比較が無い。
マスターの一言
私はまだ Lyria 3.5 で1曲も作っていないので、音がどう変わったかは書けない。今日確認できたのは、ページの表記が3.5になったことと、無料と有料の線引きの記載が消えたこと、その2つまでだ。
無料枠で実際に何秒の曲が出てくるかは、自分で作って書き足す。前の記事で残した宿題がそのまま残った形になった。
出典: Lyria — Gemini AI 音楽&歌ジェネレーター(Google公式・日本語版・2026年9月10日取得/2026年9月5日取得版と比較)
