動画作成ツール「Google Vids」で、自分で用意した画像から話すAIアバターを作れるようになる。ただ、誰が使えるかについて、Googleの発表とヘルプの表で書き方が揃っていない。
何が起きたか
Google Workspace の公式ブログ(11月2日付)によると、Vids でAIアバターを作るときに画像をアップロードできるようになった。これまでの「性別や年齢、服装を選んで一から作る」方法に加わる形だ。
- 画像は、パソコン・Googleドライブ・Googleフォトから選べる
- Vids の中で背景の整理や明るさの調整、季節の飾りの追加ができる
- 作ったアバターはその動画のプロジェクトに保存され、同じ動画の中で使い回せる
展開は、早期リリースの組織では10月30日から最大15日かけて順次、計画的リリースの組織では11月20日から1〜3日で表示される。
英語版ヘルプの手順
英語版ヘルプには、画像から作る手順が足されていた(日本時間11月3日4時33分に取得)。AIアバターの画面で「Design a custom avatar」→「Upload image」と進み、画像を選ぶ。おすすめは、16:9の横長で、顔がはっきり明るく写っていて、背景が無地に近い画像。声を選び、名前を付けて保存すれば、原稿を読ませる場面に入れられる。
別の動画で使いたいときは、プロジェクトごとコピーすると引き継がれる。アバターは削除もできる。1回に生成できるアバター動画は最長60秒。アバターが話す言語の一覧には日本語が入っている。
同じ時刻に取った日本語版ヘルプの「カスタム AI アバターを作成する」には、プリセットの画像から作る方法と、性別や年齢などを選んでゼロから作る方法(ロゴの追加を含む)までで、手持ちの画像をアップロードする手順はまだ載っていない。
誰が使えるのか
発表の提供対象には、個人向けとして「個人のGoogleアカウントのユーザー」と「Google AI Pro・Ultra」が並んでいる。
一方、Vids の提供状況のヘルプの表では、個人のGoogleアカウントの「AIアバター 月6」に印が付き、注記に「個人のGoogleアカウントで使えるのはプリセットのAIアバターのみ」とある(この注記は9月の記事でも触れた)。Google AI Plus の欄にも同じ印が付いている。発表と表のどちらが新しい状態なのかは、どちらにも書かれていない。
Google AI Pro はAIアバターの生成が月25回まで(同じ表)。自分そっくりのアバターを本人確認つきで登録する「パーソナルアバター」は7月に既報の別機能で、今回は画像1枚から作るほうの話だ。
生活で何が変わるか
使える環境なら、ハンドメイドの販売ページに付ける短い説明動画や、地域の集まりの案内動画を、カメラの前に立たずに作る道が増える。
気をつけたいのは画像の選び方だと思う。ヘルプは、AIアバターは生成AIで作られたもので実在の人物ではないとし、Googleの生成AIの禁止事項ポリシーに従うよう案内している。家族や知り合いの写真を使う前には、本人に一言聞いておくのが無難だ。
マスターの一言
自分はまだ触っていない。手元の無料アカウントで「Upload image」が出るかを、まず確かめたい。日本語の画面で手順の名前がどう訳されるかも、日本語版ヘルプの更新を待って見ておく。
出典: Google Workspace Updates(2026年11月2日) / Use AI avatars in Google Vids(英語版ヘルプ) / 同 日本語版 / Google Vids での Gemini 機能の提供状況について
