何が起きたか

ChatGPTの広告について書かれた公式ヘルプ(英語)に、広告の言語についての一文が増えていた。

増えたのは「広告を出すのに使われる情報/使われない情報」という節。この節は、広告を選ぶのに使う情報はChatGPTの中にとどまり広告主には渡らない、と前置きしたうえで、使われる情報を箇条書きにしている。その1つ、おおまかな場所や言語といった基本的な情報、という項目に書き足されている。要点だけ訳すと、広告の言語は、あなたが話している会話の言語や、画面の表示言語と違うことがある。広告の言語を選ぶときに、場所・言語設定・会話の言語が考慮されうる、となる。

いつ入ったのかは特定できなかった。ページの内部データには更新時刻が入っていて、9月20日の3時24分(日本時間)だった。ただし、その更新でこの一文が足されたとまでは言えない。Internet Archiveに残る直近の保存版は8月28日で、その次の保存は中身が取れていない。言えるのは、8月28日の保存版にこの一文が無く、9月20日朝の版にはある、というところまで。

全文で突き合わせたところ、実質的に変わっていたのはこの1か所だけ。残りはページ上部のバナーとヘッダ、更新時刻の表示、ページ末尾の目次といった本文以外の差だった。広告が出るプランの範囲は8月25日の記事、広告主には会話も履歴もメモリも渡らないという前提は8月12日の記事に書いたときから変わっていない。

生活で何が変わるか

日本語でChatGPTを使っていても、出てくる広告が日本語とはかぎらない、ということになる。ヘルプは考慮されうる材料を3つ挙げているだけで、どれが優先されるかまでは書いていない。

献立を日本語で相談していて、その下に英語の広告が出てきたら、最初は表示の不具合かと思うかもしれない。そうではなく、そういう決まり方をすると公式に書かれた。中身を読み取れない広告は、とりあえずタップしないでおく、くらいでいいと思う。

なぜその広告が出ているのかは広告の三点メニューから見られる、と同じヘルプにある。ただ、言語がどう決まったかまで説明されるとは書かれていない。広告を隠す・パーソナライズを切るといった操作は、その8月12日の記事にまとめてある。

この一文が載っているヘルプ記事に、日本語版は無い。9月20日の朝に日本語のURLを開くと、ページが存在しないという表示だった。

マスターの一言

自分の画面ではまだChatGPTの広告を見ていないので、日本語の会話に英語の広告が出るのかは確かめていない。ここに書いたのは、ヘルプにそう書かれている、というところまで。

広告まわりは英語のページだけが静かに書き換わる。今回も更新表示が変わっていなければ気づかなかった。気になることがあれば、日本語の説明を待つより設定の広告の項目を開くほうが早いと思う。