何ができるのか

Googleは9月15日付の公式ブログで、Geminiで家事を片づける4つの使い方を紹介した。

  1. 修理の相談: 家電の修理などを順を追って聞く。ネットがつながらないときは、Gemini Liveのカメラをモデムに向けて「この点滅は何?」と聞く
  2. 献立づくり: 好き嫌いに合わせた献立と買い物リストを作る。冷蔵庫をLiveのカメラで映して、残り物で作れるものを聞く。Instacart(食材の宅配)をつなげば、そのまま注文できる
  3. 家計の記録: 1か月分のレシートの写真を渡して、中身を抜き出してもらう
  4. 大きな買い物の比較: 車や家電を比較表にしてもらう。値引き交渉のコツも聞ける

どれも今週出た新機能ではない。カメラを向けて聞く使い方は、Googleが7月22日に解説記事を出していて、今回のブログもそこへリンクしている(当時の記事)。

日本で使えるか

ブログには地域の注記も脚注も無いので、公式ヘルプ(日本語版)で確かめた(9月20日時点)。

  • ①②のカメラ: Gemini Liveのヘルプの「必要なもの」に、国の限定は書かれていない。モバイルアプリの利用要件ページでは、Android版・iPhone版とも対応国に日本が入っている。ただしiPhone・iPad版にだけ「段階的にリリースしているため、一部の国や地域ではまだ利用できない場合があります」との注記がある。機種ごとの違いは以前の記事で比べた
  • ②のInstacart: 連携アプリの一覧表米国のみ・英語のみ(8月22日の既報でも米国のみ)。日本で頼めるのは、献立と買い物リストまで
  • ③のレシート: アップロードのヘルプに国の限定は無い。ただし1回のプロンプトに追加できるファイルは最大10個(状況により制限あり)。ファイルを使うチャットには一定期間の回数の上限もあり、Google AI Pro・Ultraで広がるとある
  • ④の比較: 普通のチャットで頼む使い方で、Geminiアプリの対応国・言語に日本と日本語が入っている。比較表の元の情報がどこから来るかは、ブログに書かれていない

生活で何が変わるか

ヘルプで日本が外れていたのはInstacartの注文だけで、残りは年齢や対応端末などアプリ共通の条件を満たせば頼める。日本の家に置き換えるとこうなる。

  • 給湯器のリモコンのエラー表示をカメラに見せて聞く
  • 冷蔵庫を映して献立と足りない食材を出してもらい、買い物は自分で行く
  • 1週間分のレシートを撮って「円で合計して、食費と日用品に分けて」と頼む

比較表の値段や寸法は、メーカーのページで確かめてから決めたい。

マスターの一言

モデム、ハイブリッドSUV、米ドル。日本の家に置き換えると、ヘルプ上で外れているのは宅配の連携だけで、残りは普段のチャットとカメラの延長だった。

4つとも、まだ試していない。やるなら、月末にまとめるより週ごとに分けて渡すほうが収まりやすいと思う。